Love Life In School
だけどそいつは諦めなかったんだ


「まあまあいいじゃんか帰っても暇なんだろ?
 そんなこと言わずに付き合えって」


「…すぐ済むんだろうな?」


「それは俺には保障できない!」


「じゃあ帰る」


「…いや、すぐ済む!絶対!99パーセント!」


「…分かったよ。しょうがねぇからお前の
 つまらん遊びに付き合ってやらぁ」


「お前ならそう言ってくれると思ったよ!
 じゃあさっそく!」


このときはこいつがとんでもないこと言うとは
思わなかったんだ俺は。


「なあ美奈!巧がお前のこと好きだって!」


< 4 / 61 >

この作品をシェア

pagetop