まーくんとみーたん
戻った店内は、綺麗に片されてて、何事もなかったかのような状態になっている。
自席に戻ると、新しいモンブランと苺ショート、それにキャラメルマキアートとコーヒー。
席に着くと、バイトちゃんとベテランさんが頭を下げながら、近づいてきた。
「申し訳ありませんでした。お怪我は大丈夫でしょうか?」
「あ、はい。大丈夫ですよ。」
あたしは、泣きそうになってるバイトちゃんに、もう大丈夫だよって微笑んであげる。
バイトの大変さはあたしも知ってるからね。
一方、まーくんは凄く不機嫌そうな顔のまま、だんまりを決め込んでる。
「本当に申し訳ありませんでした。お詫びとして、御代はいただきませんので、伝票のほう回収させていただきます。あと、よろしければこちらもお召し上がり下さい。新人にはよく教育しておきますので。今回は本当に申し訳ありませんでした。」
「申し訳ありませんでした。」
ベテランさんは、慣れた所作で謝罪をし、バイトちゃんはそれに続いた。
「いや、こちらこそわざわざ新しいのをありがとうございます。ありがたくいただきます。」
あたしが答えると、ベテランさんとバイトちゃんはカウンターの奥へと消えてった。
一息ついて、正面を向くと、まだ不機嫌そうなまーくんの顔。
せっかくのイケメンが台無しだ。
自席に戻ると、新しいモンブランと苺ショート、それにキャラメルマキアートとコーヒー。
席に着くと、バイトちゃんとベテランさんが頭を下げながら、近づいてきた。
「申し訳ありませんでした。お怪我は大丈夫でしょうか?」
「あ、はい。大丈夫ですよ。」
あたしは、泣きそうになってるバイトちゃんに、もう大丈夫だよって微笑んであげる。
バイトの大変さはあたしも知ってるからね。
一方、まーくんは凄く不機嫌そうな顔のまま、だんまりを決め込んでる。
「本当に申し訳ありませんでした。お詫びとして、御代はいただきませんので、伝票のほう回収させていただきます。あと、よろしければこちらもお召し上がり下さい。新人にはよく教育しておきますので。今回は本当に申し訳ありませんでした。」
「申し訳ありませんでした。」
ベテランさんは、慣れた所作で謝罪をし、バイトちゃんはそれに続いた。
「いや、こちらこそわざわざ新しいのをありがとうございます。ありがたくいただきます。」
あたしが答えると、ベテランさんとバイトちゃんはカウンターの奥へと消えてった。
一息ついて、正面を向くと、まだ不機嫌そうなまーくんの顔。
せっかくのイケメンが台無しだ。