愛Love★パニック生活
「お母さん行ってくるね!!」
私は身なりを整えて家を飛び出した。
一応、生徒会長を務める私には暇さえ無い。
毎年、成績が一位の人がやる仕来りらしい。
門をくぐると・・・。
「凛先輩おはようございます!!」
「凛チャンおっは~★」
「おはよう!!」
色んな生徒からの挨拶・・・。
「みんなおはよう!!」
軽く挨拶をして走る足を止めない。
おっと!!この学校の紹介してませんでした。
ここは雅ヶ丘高等学校・・・。
学費は高めだけど私はもちろん特待生制度で学費はタダ。
沢山の人から人気が高くて有名な子や金持ちの子も通っています。
ざっとこんな感じです・・・。
「鞄・・・持ったろか??」
チャラチャラしながら凛の鞄にいきなり手を触れた。
「結構です!!それより昨日の予算案できたの??」
彼は生徒会副会長の如月 戎です。
「スマンスマン!!忘れてもうたわ」
いつもこんな調子で困ります・・・。