偽りの王子達の姫


 そぉ…っとこの部屋を出よう



 「おい」

 
 そこには、咲夜さんがいて何をしているんだとでも言いたそうな顔で立っていた。


 「あ、あの…トイレに…」

 やっぱ部屋からでなきゃよかった!!


 「あぁ。こっちだよ。」


 ちらりと部屋を覗いた後咲夜さんは私をトイレに案内してくれた。



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