偽りの王子達の姫

 お手洗いを済ませた私を大広間まで連れてきてくれた。


 そこには阿部さんとメイドさんが夕食の準備をしていた。

 
 そのとき…







 「「咲兄!!!!!」」



 バタン!!と扉を開けてはいってきたのはさっきの部屋にいた同じ顔の男の人。



 「さっきすっごい可愛い子がいたんだよ!!」
 
 一人が言った。 
 もう一人はうんうんと頷いて顔をあげてこっちを見た。


 目を見開き驚愕の表情。

 
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