俺様彼氏と天然チャン
「私はなんと言われようと教室に行きます」
学校モードに切り替える私。学校モードはやっぱ慣れない。
「佐々木さんもったいないわね!そんなに可愛いのに」
仕方がないんですよ先生。うちの両親が変装させるから。仕方がないのさ。
とは言えず…
「まぁいいわ。佐々木さん?気を付けてね!」
私、保健室の常連者になるカモ。先生優しいし。なにより美人だ。
そう思いながら保健室をあとにした。
ガラガラ
「おぉ、佐々木じゃないか。大丈夫か?」
「は、はい…」
「あとは涼之に聞け」
涼之とは杏紗の苗字。杏紗はめんどくさそうに色々と教えてくれた。
「で、部活はどうする?やっぱ剣道?」
私は中学は剣道をしていた。全国大会にもいった。まぁ、強いは強い。
「今年は違う部活がいいかな?てか、剣道部の勧誘きたけど断った」
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