俺は魔王様!?
即位式
扉を開けて中に入ると、たくさんの人達が集まっていた。
俺が中に入ると、騒がしかったところが急にしんと静まり返った。
急に静かになるので、どうしてよいか分からずにいたが、ウェルネス達が来て俺を王座まで連れていった。
みんなの視線は俺に集まっていた。
「これから、魔王の即位式を始める。
では、陛下一言挨拶をどうぞ。」
玲「えっ!?」
俺に話を振られて、何話せばいいか分からなかったが、普通な感じでいいっかなぁと思い言った。
玲「え〜っと、俺の名前は音宮玲です。
今日この世界に来て、分からないことばかりですが、これから魔王として頑張っていきます。」
パチパチ…
玲(あぁ、なんか良かったみたいだ。ホッ)
「では、次へ移る。
みな、外に出られよ。」
まだ何かあるのかとぐったりしてると
「陛下、外へ参りましょう。」
ウェルネスから声がかかったので、外へ向かうことにした。