愛、シテあげる。番外編
「蓮は……」
真央さんの細い腕を掴み、そっと体から離したとき、俯いていた真央さんがポツリと呟いた。
「蓮は、私が嫌いか?」「そんなわけないでしょう」
思わず即答すると、真央さんはアルコールで頬を赤くしたまま、拗ねるようにそっぽを向く。
「でも、蓮、嫌がる」
「嫌がる?僕が?」
「くっついたら嫌がった。さっきも、そうだった」
「……え、」
さっきって、皿洗いしていたとき?
いやだってあれは、真央さんのむ、む………コホン…が、当たってたから、その……駄目だ。
……思い出すと、色々とクる。うん。
「今は言っても通じなさそうですけど、僕が真央さんを嫌いになることはありませんから」
「……ほんとか?じゃあ、なんで」
「っ!そ、れは///」
この体勢で泣きそうな目で僕を見つめないでください!
悲しいことに、体の中心が更に熱を持ってしまって、こっちが泣きたいくらいだ。僕は真央さんから目をそらし、口元を片手で隠しながら、無意識に呟いた。
「…限界…ですって…」
真央さんの細い腕を掴み、そっと体から離したとき、俯いていた真央さんがポツリと呟いた。
「蓮は、私が嫌いか?」「そんなわけないでしょう」
思わず即答すると、真央さんはアルコールで頬を赤くしたまま、拗ねるようにそっぽを向く。
「でも、蓮、嫌がる」
「嫌がる?僕が?」
「くっついたら嫌がった。さっきも、そうだった」
「……え、」
さっきって、皿洗いしていたとき?
いやだってあれは、真央さんのむ、む………コホン…が、当たってたから、その……駄目だ。
……思い出すと、色々とクる。うん。
「今は言っても通じなさそうですけど、僕が真央さんを嫌いになることはありませんから」
「……ほんとか?じゃあ、なんで」
「っ!そ、れは///」
この体勢で泣きそうな目で僕を見つめないでください!
悲しいことに、体の中心が更に熱を持ってしまって、こっちが泣きたいくらいだ。僕は真央さんから目をそらし、口元を片手で隠しながら、無意識に呟いた。
「…限界…ですって…」