愛、シテあげる。番外編
「あなたが考えてることなんてお見通しです」
「魔王レベルアップしたね」
「………賭けは僕の勝ちですね」
「レベルアップしたね」
「誤魔化さないでください」
「(ギクーッ)」
「小声でもダメです」
私今更だけど、重要なことに気がついたんだ。
蓮が勝ったら………、
を聞いてない!
絶対ろくでもないことだ。
しかし、ここは蓮を信じて、下らない可愛い感じの罰ゲームみたいな?そんなものがくると信じよう!
でもおかしいな。さっきから悪寒がするよ。あっはっは。
あっはっ………ってなんで?
「なんで近づいてくんのー!」
いつの間にか、蓮は私の目の前にいて。
鼻と鼻がくっつきそうな距離で、にっっこり笑った。
「嫌だなあ真央さん。何するかなんて分かるでしょう」
「分かっ、分かんない!だから離れろ!」
立ち上がろうとするけれど、足が痺れて後ろに倒れてしまった。
正座なんかするんじゃなかった!
「な、なな何するつもり!?」
「僕がしたいことです」
魔王の笑みをたたえ、私の顔の両側に手を置く。しかも肘をついてるから至近距離ったらありゃしない。
「ねえ」
「っ近…い……から!」
唇に息が掛かって、うなじがゾワリと痺れた。
声、その声、嫌だ。
逃げたく、なくなるから。
「真央さんも、したいでしょ?」
「っ………?」
蓮の目が、すぐそこにある。
そんなに、見ないでよ。
前が見れなくて、必死に顔を反らした。
「魔王レベルアップしたね」
「………賭けは僕の勝ちですね」
「レベルアップしたね」
「誤魔化さないでください」
「(ギクーッ)」
「小声でもダメです」
私今更だけど、重要なことに気がついたんだ。
蓮が勝ったら………、
を聞いてない!
絶対ろくでもないことだ。
しかし、ここは蓮を信じて、下らない可愛い感じの罰ゲームみたいな?そんなものがくると信じよう!
でもおかしいな。さっきから悪寒がするよ。あっはっは。
あっはっ………ってなんで?
「なんで近づいてくんのー!」
いつの間にか、蓮は私の目の前にいて。
鼻と鼻がくっつきそうな距離で、にっっこり笑った。
「嫌だなあ真央さん。何するかなんて分かるでしょう」
「分かっ、分かんない!だから離れろ!」
立ち上がろうとするけれど、足が痺れて後ろに倒れてしまった。
正座なんかするんじゃなかった!
「な、なな何するつもり!?」
「僕がしたいことです」
魔王の笑みをたたえ、私の顔の両側に手を置く。しかも肘をついてるから至近距離ったらありゃしない。
「ねえ」
「っ近…い……から!」
唇に息が掛かって、うなじがゾワリと痺れた。
声、その声、嫌だ。
逃げたく、なくなるから。
「真央さんも、したいでしょ?」
「っ………?」
蓮の目が、すぐそこにある。
そんなに、見ないでよ。
前が見れなくて、必死に顔を反らした。