愛、シテあげる。番外編
「どうしました?」
「え?ああ、実は」
私が悩みを打ち明けると、蓮は数秒黙り込んだ。
「蓮?」
呼びかけると、縦にした拳を付き出された。なにこれ。
「貴方のお名前は?」
「は?」
「名前は?」
まじまじと見つめる私に、質問を繰り返す蓮。
あ、まさか。
「ちょっと。私が質問するんだってば」
「でも思い付かないんですよね?」
「………うん」
「だから僕が真央さんに質問します」
「ええ?」
「それを参考にすればいいじゃないですか」
「ああ!なるほど」
「それで?何でも聞いて良いんですか」
「うん。皆のことをもっと知りたいから。私が考えたのはね、好きな「好きな人は誰ですか」
…………は?
思わず蓮を見ると、いつもと変わらぬ無表情。
何を言わせたいんだこの人は。
「あのー……それはなしでしょ」
「どうして?」
「え?あ、だって、恥ずかしいじゃん」
「恥ずかしい?僕の名前が恥ずかしいということですか?」
「はあ!?なんでそうなる……って、蓮前提!?」
「僕しかいないでしょう?(ニッコリ)」
「(怖っ!)いや、まあそうだけど……ああもう、いいから早く別の!別の質問!」
「まだちゃんと答えてませんよ」
「分かってるくせに質問しない!早く次!」
「…………わかりましたー」
「うわ、やる気無い!」
「やる気が出る質問させてくださいよ。じゃあ、世界で一番愛してるのは?」
「変わってない!」
そんなこんなで、次ページから始まります(^^)
先に言っておきますが、作者の自己満ですので、温かい目で読んでやってください。
「え?ああ、実は」
私が悩みを打ち明けると、蓮は数秒黙り込んだ。
「蓮?」
呼びかけると、縦にした拳を付き出された。なにこれ。
「貴方のお名前は?」
「は?」
「名前は?」
まじまじと見つめる私に、質問を繰り返す蓮。
あ、まさか。
「ちょっと。私が質問するんだってば」
「でも思い付かないんですよね?」
「………うん」
「だから僕が真央さんに質問します」
「ええ?」
「それを参考にすればいいじゃないですか」
「ああ!なるほど」
「それで?何でも聞いて良いんですか」
「うん。皆のことをもっと知りたいから。私が考えたのはね、好きな「好きな人は誰ですか」
…………は?
思わず蓮を見ると、いつもと変わらぬ無表情。
何を言わせたいんだこの人は。
「あのー……それはなしでしょ」
「どうして?」
「え?あ、だって、恥ずかしいじゃん」
「恥ずかしい?僕の名前が恥ずかしいということですか?」
「はあ!?なんでそうなる……って、蓮前提!?」
「僕しかいないでしょう?(ニッコリ)」
「(怖っ!)いや、まあそうだけど……ああもう、いいから早く別の!別の質問!」
「まだちゃんと答えてませんよ」
「分かってるくせに質問しない!早く次!」
「…………わかりましたー」
「うわ、やる気無い!」
「やる気が出る質問させてくださいよ。じゃあ、世界で一番愛してるのは?」
「変わってない!」
そんなこんなで、次ページから始まります(^^)
先に言っておきますが、作者の自己満ですので、温かい目で読んでやってください。