Last Meesage(5/7更新)




 俺は耳を疑った。



 今日はエイプリルフールな
 わけでもないし、まさとは
 そんな嘘をつく訳もない。



 俺が思い描いたその思考は
 俺の目が覚ますとともに、
 相澤の死を確実にした。



 相澤が?あの相澤が?



 「…そだよな。」



 『拓也?』



 「嘘だよな?だって俺達
  3日前にも会ってて…」



 相澤とはつい最近デートを
 した。楽しそうにしていた
 彼女が、…もう…いない?



 『…病気だった、らしい』



 びょ…うき?



 「え?俺、そんな、病気
  だなんて聞いた事ない」



 『あぁ、俺もだよ。突然
  容態が悪化したって。
  お前とのデートのあと
  だったらしい。』



 「そんな。」



 俺は言葉を失った。



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