月luna~眠れる王子と最後のキスを・・・~
雨
目が覚めると口元がゆるんだ。
昨日、あまりにもいい事があり過ぎたせいで、少し疑ってた。
もしかしたら昨日のキスは夢で、本当は何も無かったかもしれないって。
私は、あの後登録した晃さんのアドレスを確認して、ベットから飛び起きた。
普段なら何もしない髪を念入りにといで、晃さんを待った。
ピーンポーン
いつもの時間に鳴ったチャイムを聞いて急いで開けに行った。
そこには晃さんがいて、いつもどうり二人で車に向かった。