月luna～眠れる王子と最後のキスを・・・～

　日曜日久しぶりに家から出て、クラスの子と遊ぶ事になった。

　遊ぶ事になった子達は元気で、結構クラスで目立ってる３人組。

　今日はそのこ達に誘われて雑貨屋を回る事になった・・・。


　だけどその子達が行く店は全部雑誌に載ってるような有名な店で、人が多くて私はすぐに疲れた。

　それに行く店も、進めてくれる物も私の好みとは違っていて、何も買うことが出来ない・・・。


　道が狭いせいでいつの間にか私達は２人ずつ２列にわかれてた。


　私と後ろに残ったのは“井上　美香（いのうえ　みか）”

　この子とはまだそんなに話してなかったから思い切って自分から話しかけた・・・。


　さっきの店で何を買ったのか聞くと、前の二人に進められたポーチを買ったと言われた。

　美香ちゃんの手には他にも違う店の袋が３つあった・・・。


　話の内容が無くなってきた時に、今まで回った店ではよく買い物をするって言われたから、どの店がお気に入りか聞いてみた。

　でも苦笑いで分からないと言われた・・・。


　美香ちゃんの手にあった３つ袋の中身は全部前の二人に進められて買った物だった・・・。