月luna~眠れる王子と最後のキスを・・・~
次に私達は少し高そうなアクセサリーが売ってる店に入った。
店にはカップルが一組がいるだけでお客さんが少なかった・・・。
だからここに置いてあるアクセサリーを買えそうに無い私達は店員に声をかけられる前に急いで店から出よいとしていた。
店から出ようとした時、私はカップルで来てたもう一組のお客さんの顔が見えた。
そこには知らない女の人とアクセサリーを買おうとしている晃さんがいた・・・。
私はその場で固まってしまって、美香ちゃんに引っ張られて店を出た。
『どうしたの?』
けど私は泣いていて答えられなかった・・・。
『とりあえず移動しよ』
そう言って美香ちゃんは人通りが少ない公園のベンチまで連れて行ってくれた。
そこで思いっきり泣いて、私は美香ちゃんに事情を話した。
けど細かくは話せなかった・・・。
会った時のことを細かく話すと自殺の事とかも知られてしまうし、付き合った事もなんだか言えなかった。
正直本当に晃さんと付き合っていた自信がなかった・・・。
だからただ大まかに自分がさっきの人に片思いをしていて、振られて忘れようとしたけど無理だった事とかを話した。
その間、美香ちゃんは何も言わず頷いていた。