月luna~眠れる王子と最後のキスを・・・~
話が終わると『大丈夫?』とか『どうにかなるよ!』と色々言われた。
でも美香ちゃんは心配しているというよりも気を使ってるという顔をしていた・・・。
あの小さな4つの袋の中身を友達に進められて買った時と同じような顔をしてた・・・。
「気を使わなくていいよ」
私がそう言うと美香ちゃんは余計に気を使い始めた・・・。
本当に気を使われるのが嫌だったから止めようとした。
それでも悪化するだけで私は腹が立ってきてしまった。
「美香ちゃんは本当に心配してくれてるように見えない」
私は大きな声で言った。
美香ちゃんはすごく驚いてた・・・。
でも気を使われて心配されるのは嫌だったから・・・。