月luna~眠れる王子と最後のキスを・・・~
あれからマンションに来る女の人の顔をよく見るようになって“七海(ななみ)”を探すようになった。
でも助手席の女の人には会えなかった・・・。
それよりも、もうその人の顔を覚えてなかった・・・。
だけどあの時しっかり顔を見たから会えばわかると思い、私は探し続けた・・・。
探し続けて一週間が経って、きずいたら私は夏休みに入っていた。
助手席の女の人にはまだ一回も会えてなくて、マンションで待ってても会えないと思い始めた・・・。
だから私は前、晃さんとその女の人が一緒にところを見たアクセサリーのお店に行くことにした。
電車に乗り、少しずつ思い出しながらそのアクセサリーのお店まで行った・・・。
あの時と同じで人が少なかったけど、晃さんとあの女は人いなかった。
だからこの前、井上さんと見て回ったお店を一通り見て、途中で見つけた喫茶店に入った。
周りを見渡すと店内はすごくオシャレで、それにメニューにも色々な紅茶の名前が書いてあった。
けど紅茶の名前は知らないやつばっかりだった・・・。
だから私はオレンジペコと言うかわいい名前の紅茶に決めた。
ケーキも1つ決めて注文しようとしたら、横には一人の女の人が立っていた・・・。