月luna~眠れる王子と最後のキスを・・・~
『七海さんの事は?』
「・・・・・・」
『七海さんは別れないって、今は事情があって一緒に住んでないだけって』
『やり直そうとしてるんじゃないの?』
私は美香ちゃんと話し続けた・・・。
だから頭では分かってた・・・。
でも気持ちはそんな簡単に整理がつかなかった・・・。
愛人がいけない事だなんて言われる前から知ってた。
それでも愛人でもいいと思うほど好きだから・・・。
自分のために別れたかもしれないと思ったら、気持ちがどうにもならなくなっていた・・・。
もう絶対に話せない、
傍にいけない、
と思ってた晃さんが自分の事を好きかも知れないと思ったら・・・。
何より、
晃さんのおかげで生きてるのは本当だったから、
晃さんのためになら何でもできると思ってるのは本当だから・・・。
晃さんがもし本当に自分の事が好きなら、結婚してるという理由だけじゃ気持ちの整理は出来ない・・・。
美香ちゃんはあきれた顔で、私たちはそこでそのままわかれて帰った・・・。
「・・・・・・」
『七海さんは別れないって、今は事情があって一緒に住んでないだけって』
『やり直そうとしてるんじゃないの?』
私は美香ちゃんと話し続けた・・・。
だから頭では分かってた・・・。
でも気持ちはそんな簡単に整理がつかなかった・・・。
愛人がいけない事だなんて言われる前から知ってた。
それでも愛人でもいいと思うほど好きだから・・・。
自分のために別れたかもしれないと思ったら、気持ちがどうにもならなくなっていた・・・。
もう絶対に話せない、
傍にいけない、
と思ってた晃さんが自分の事を好きかも知れないと思ったら・・・。
何より、
晃さんのおかげで生きてるのは本当だったから、
晃さんのためになら何でもできると思ってるのは本当だから・・・。
晃さんがもし本当に自分の事が好きなら、結婚してるという理由だけじゃ気持ちの整理は出来ない・・・。
美香ちゃんはあきれた顔で、私たちはそこでそのままわかれて帰った・・・。