恋人繋ぎ
「あがれよ」
「うっうん」
ヤバい緊張する。

「あ、あのさ、どうして今日、告白したの?だって身長もさ、前とあんまり変わんないよ」
思いっきり聞いてみた。
怒らないよね?
「松井がどっかに行っちまう気がして、待てなくて。」
「え゛っ?」
本当に言ってるの?
「だから、お前、男子にモテすぎなんだよ。可愛くて、スポーツもできてさ。」
ヤバい。嬉しい。完全にやきもち妬いてる(笑)
「私も心配だった。東堂くん、モテモテなんだもん。」
「だまれ。」
低い声。一瞬、怒ったかなって焦った。
「えっ」
「俺はお前以外の女、視界にも入いんねぇ」
これは夢?現実?
現実だよねっ
すると、東堂くんは私を強く抱きしめた。
「里菜..里菜..」
甘い声..。しかも呼び捨て。
抱きしめながらベッドに押し倒おされて、東堂くんの顔が近いっ
「ちょっ、東堂くん?」
「里菜?俺、東堂くんだっけ?」
不気味に笑った東堂くん。
Sなんだ。でも、好き。
「名前、読んで?」
「しゅっ..」
「しゅ?」
「しゅっ 駿! ああっ」
名前を読んだと同時にキス。
駿のバカ。
キスはどんどん激しくなる。
「んああっ」
嫌だ。恥ずかしい。
「もっと甘い声聞かせて」
駿ーっ 恥ずかしいよ。
「ねぇ、誘ってる?」
「えっ?」
自分の体をみると、ブラとパンツ..って え?
「駿が脱がしたんでしょ?」
変態め!
「違うよ里菜が暑そうだったから」
「駿がじゃん」
最低ー!まぁ、暑かったけど。
「で、どうなの?食べていい?」
こんな上目遣いで見られたら
断れないじゃん。
「う、 うん」
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