先生と生徒
華が持っていたのは、黒とピンクのおそろいのキーホルダー。
「可愛くない?」
「可愛いーっ♪」
和也に買ってもらったピンクのくまのキーホルダーを思い出す。
…これ、買ったら喜ぶかな?
「これ、私も買う」
「やっぱり?皆で何か思い出の物買いたいもんね♪」
「うん…♪」
その後、華と一緒にそのキーホルダーを購入して、そのショップを出た。
「次、どこ行く?」
「うーん、あ!ここっ」
華が指差す先のお店に入ろうとした時、華が小さく呟いた。
「マキ、何か隠してることあったら…話して欲しい…けど、無理にとは言わないからさ、話したくなったらいつでもいいからね?マキには私がいるからさっ♪」
多分"従兄弟の恋"として相談したことは私のことだとどこかで感じていたんだと思う。
でも、今は"話したくなったらいつでもいい"と言う華の言葉に甘える。
ごめんね、華。
華の優しさに甘えちゃって…。
ごめんね、華…
「ありがとう、華っ」
私がそう言うと、華は満足そうに笑って、
「これ、おそろいで買おっ?」
と、1つのものを差し出してきた。
「可愛くない?」
「可愛いーっ♪」
和也に買ってもらったピンクのくまのキーホルダーを思い出す。
…これ、買ったら喜ぶかな?
「これ、私も買う」
「やっぱり?皆で何か思い出の物買いたいもんね♪」
「うん…♪」
その後、華と一緒にそのキーホルダーを購入して、そのショップを出た。
「次、どこ行く?」
「うーん、あ!ここっ」
華が指差す先のお店に入ろうとした時、華が小さく呟いた。
「マキ、何か隠してることあったら…話して欲しい…けど、無理にとは言わないからさ、話したくなったらいつでもいいからね?マキには私がいるからさっ♪」
多分"従兄弟の恋"として相談したことは私のことだとどこかで感じていたんだと思う。
でも、今は"話したくなったらいつでもいい"と言う華の言葉に甘える。
ごめんね、華。
華の優しさに甘えちゃって…。
ごめんね、華…
「ありがとう、華っ」
私がそう言うと、華は満足そうに笑って、
「これ、おそろいで買おっ?」
と、1つのものを差し出してきた。