先生と生徒
友情の絆
"bonds of friendship"
そうプレートに刻まれた2つのネックレス。
「いいねっ!」
「でしょ?買ってこようっと♪」
「私も行く…♪」
その後も何件か店を回った。
その間、私たちはずっと笑ってた。
華は何も聞かなくて、その優しさが身に沁みた。
「遅いっ!」
「ごめーんっ」
良くんが少し怒りつつも、華の笑顔を見て、良くんも笑顔になった。
「和也っ、遅くなってごめんね?」
「んー…楽しそうだったしいいよ♪」
と、私の頭を撫でてくれた。
「あれ、先生、居たんですね?」
華が先生に聞く。
「…翔がうるさくて…」
そう言った瞬間、
「マキー!!」
と、翔くんが抱きついてきた。
「この調子でさ…?酒井、悪いな…」
「いえ…」
翔くんを抱き上げ、頭を撫でる。