先生と生徒
「マキ、遊ぼうよーっ!」
いつものように和也の家でご飯。
皆でご飯を囲むことがこんなにも楽しいことなんて、知らなかった。
和也に出会って、色んなことを知った。
「ごめんね、啓太っ」
そそくさと食べ終わった食器を片付け、和也の部屋に行く。
「マキのいけずーっ」
啓太の声を聞きながら、和也の部屋に入った。
「あ、食べ終わった?」
先に勉強していた和也は机にいた。
「うんっ、ごちそう様でした♪」
和也に対面し、勉強道具を出し始める。
「んじゃ、やるかっ♪」
「よろしくお願いしまーす…」
「なーに、固まってんだよ!」