先生と生徒
「ん、朝…?」
ここは…
あ、そっか。
和也の家に泊まったんだっけ?
今…6時?
隣でグースカと眠る和也の腕をどかし、ベッドを降りた。
「今のうちに…」
部屋を出て、お風呂場に行き、下着と制服を着る。
「朝ご飯でも作ろっかな?」
…勝手に冷蔵庫使っても大丈夫だよね?
そう思いながらおもむろに冷蔵庫を開ける。
…これとこれ、とこれで、いっか。
とりあえず、朝ご飯らしいものを作ろう。
ご飯…は炊けてるみたいだねっ
そうして、和也の家で初めて朝を迎えた。