先生と生徒
「?そうだよ?」
「マキー!!こっちで遊ぼう?」
「えっわ!!」
靴を脱いだ瞬間に和也の弟に引っ張られる。
「マキ、悪いな、」
リビングらしきところに連れ込まれて、着々とゲームの準備を始める弟を見ながら和也が言った。
「ううん?可愛いじゃん♪」
正直、子どもなんてなー…とは思ったけど見てみると微笑ましい。
「マキー!!準備出来た!!」
「今行くよ」
「んじゃ、悪いけど相手してやって?」
「了解♪」
そう言って弟の横に座ってゲームのコントローラーを手に持つ。
「最近のゲーム分かんないんだけど…」
「マキ分かんないのー!!?教えてあげる!!」
「ありがと。その前に名前教えて?」
「僕の名前、啓太(ケイタ)!!」
「んじゃ啓太、よろしくね」
「うん!!ますはねこれでコイツを倒すの、んでから…」