先生と生徒
見間違いかも知れないけど、なぜか赤い先生の顔。
「先生?どうかしましたか?」
「んや、何でもない…」
一瞬にして元の先生。
やっぱさっきのは見間違いかな…
「先生!!やりましょうっ」
今までとの態度の違いなのか目を丸くする先生。
「酒井の態度は嬉しいんだがな?
もう、下校の時間とおに過ぎてるからこれ以上残るのは、ちょっとな…」
「…へ?」
外を見ると真っ暗。
「…しょうがないから送ってく。」
「先生?」
「校門前な?」
そう言うと先生は先に教室を出て行った。
やった♪送ってもらえる
そんな気持ちで校門前に急いだ。
にしても…
何で送ってくれるんだろう?
「ま、いっか♪」
誰もいない廊下を急いだ。