先生と生徒
ベッドに寝転びながら今日を思い出す。
何事もなく過ごしていたのに、色々あった。
教室で。
先生に触れようとした。
"触れたい"
私はどこかでそう思ったのであろう。
今日、和也に触れた。
この気持ちは先生と同じもの?
手をかざし、胸の前に手を置く。
このドキドキはどっちに?
と、言うかこの悩みに先生が入っていることがおかしい。
自分の気持ちがおかしい。
…どうしたんだろう
自分のことだけど人のことみたい。
…明日、華にでも相談してみようかな…
少しだけ心落ち着かせ、眠りについた。