先生と生徒


ベッドに寝転びながら今日を思い出す。


何事もなく過ごしていたのに、色々あった。


教室で。
先生に触れようとした。
"触れたい"

私はどこかでそう思ったのであろう。


今日、和也に触れた。
この気持ちは先生と同じもの?

手をかざし、胸の前に手を置く。


このドキドキはどっちに?


と、言うかこの悩みに先生が入っていることがおかしい。

自分の気持ちがおかしい。



…どうしたんだろう


自分のことだけど人のことみたい。
…明日、華にでも相談してみようかな…

少しだけ心落ち着かせ、眠りについた。



< 92 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop