クール王子にひとめぼれ★
「…大丈夫ですか?」
声のする方へ顔を見上げる。
うわっ…////すごくカッコいい人…。
物凄い美形な男性が、心配そうな表情であたしを見つめていた。
スカイブルーの大きな瞳に、スラッとした長い足。色白の肌で、綺麗な茶髪をしている。
まるで…王子様みたい…。
完成された容姿に、息をのんでその男性に見とれてしまった。
「あの………聞いてますか?」
「…っ!!あっ…大丈夫です!!」
やば!!つい見とれちゃった。
「じゃあ、自分は行きますね。…君も、もう行かないと遅れるよ?」
「えっ!き、君もって……」