クール王子にひとめぼれ★
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「着いた…。」
ホワホワした気持ちで正門に着くと、すでに新入生がたくさんいた。
「良かった…やっぱりあの駅であってたんだ…。」
さっきの王子様を思い出しながら、ホッと一息つく。
「よし…あたしも行かなきゃ!」
ぐっと気合いを入れ、他の新入生に並んで門をくぐる。
『きゃあぁぁぁ~!!!!!!』
「んっ!?」
いきなり女子の悲鳴が聞こえる。
な、なにごと…!!!?
『あの人!!超かっこいいー!!!!』
『きゃーー!!!素敵ーー////』