ツンデレちゃん


朝、学校。

いつもの俺じゃないぐらいテンション低い。

「康弥ー。お前テンション低ー!!」

と周りの友達が笑う。

『うるせーよ。』

と笑いながら言う。

すると…。

「康弥…?昨日メールしたの気づかなかった?」

メール?あ、昨日寝るの早かったからな。

『ごめん。昨日はやたら寝るの早かったから見てない。』

あ、今がチャンスだ。

「康…」

『美和。ちょっと今から屋上行こ。』

この時の俺があまりにも真剣だったからか、美和は抵抗しなかった。




< 6 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop