BEST―FRIEND
『気づいてくれたことが嬉しいからいいよ』
『優のことは俺にとっても大切な存在だし、明美も優が一番大好きみたいなんだ。
二人で出掛けてても、お前の自慢話を毎回聞かされてたしな』
『ありがとう。そうだ、明美に電話して、おめでとう!言わなきゃね…』
『大丈夫なのか?無理すんなよ…』
『もう・・平気・・だよ』
トゥルル ・・
『もしもし…優?』
『うん、明美…??今ね。俊樹から聞いたよ。
婚約したって…よかったね。おめでとう』
『う…ん…っ……ありが…とう。でも、優の大切な人なのに…とっちゃって、ゴメ…ンね…』
電話口で明美は泣いていた。
『何、言ってんの…。嫌だったら二人を、もともと紹介してないし。親友が幸せになるなら、優も嬉しいんだよ。
だから泣かないで。幸せにしてもらってね…』
『わかった。ありがとう。彼すごく優しくて素敵な人だね。さすが優が惚れただけある』
『でしょ…やっぱり男だけは見る目あるのかも~(笑)』
『そうだね!でも、優これからも私たちの大切な親友でいてね。俊樹は優の事、好きだって言ってたよ。私は優なら嫉妬しないから』
『明美…私たちの関係も許してくれて、ありがとね……。これからも二人の事、大好きだよ。』
『わたしも……』
二人の大切な親友が幸せになるのは、私にとってすごく幸せな事だった。
だから、今は心から祝福できた。
『じゃ、またあとで会おうね』
電話を切った後、なぜか涙がこぼれた。
『優、俺たちのこと祝福してくれてありがとう』
ほっぺに軽く『チュッ』とされ、もう一度抱きしめられた。
『俊樹、大好きだよ…』『俺も…』
どのくらいの時間が過ぎたのかわからないほど抱きしめあっていた。
周りから見たら私たちはタブーな関係かも知れないけど…
それでも、俊樹とは親友で婚約しても一番大切な人。
『優、夕日が綺麗だね』
『二人で夕日を見るのは遊園地以来だね』
『あの時、俺は、優に対してのキモチに気づいてなかったけど…今は優のこと好きだって分かるよ』
『ありがとう…嬉しい』
『優のことは俺にとっても大切な存在だし、明美も優が一番大好きみたいなんだ。
二人で出掛けてても、お前の自慢話を毎回聞かされてたしな』
『ありがとう。そうだ、明美に電話して、おめでとう!言わなきゃね…』
『大丈夫なのか?無理すんなよ…』
『もう・・平気・・だよ』
トゥルル ・・
『もしもし…優?』
『うん、明美…??今ね。俊樹から聞いたよ。
婚約したって…よかったね。おめでとう』
『う…ん…っ……ありが…とう。でも、優の大切な人なのに…とっちゃって、ゴメ…ンね…』
電話口で明美は泣いていた。
『何、言ってんの…。嫌だったら二人を、もともと紹介してないし。親友が幸せになるなら、優も嬉しいんだよ。
だから泣かないで。幸せにしてもらってね…』
『わかった。ありがとう。彼すごく優しくて素敵な人だね。さすが優が惚れただけある』
『でしょ…やっぱり男だけは見る目あるのかも~(笑)』
『そうだね!でも、優これからも私たちの大切な親友でいてね。俊樹は優の事、好きだって言ってたよ。私は優なら嫉妬しないから』
『明美…私たちの関係も許してくれて、ありがとね……。これからも二人の事、大好きだよ。』
『わたしも……』
二人の大切な親友が幸せになるのは、私にとってすごく幸せな事だった。
だから、今は心から祝福できた。
『じゃ、またあとで会おうね』
電話を切った後、なぜか涙がこぼれた。
『優、俺たちのこと祝福してくれてありがとう』
ほっぺに軽く『チュッ』とされ、もう一度抱きしめられた。
『俊樹、大好きだよ…』『俺も…』
どのくらいの時間が過ぎたのかわからないほど抱きしめあっていた。
周りから見たら私たちはタブーな関係かも知れないけど…
それでも、俊樹とは親友で婚約しても一番大切な人。
『優、夕日が綺麗だね』
『二人で夕日を見るのは遊園地以来だね』
『あの時、俺は、優に対してのキモチに気づいてなかったけど…今は優のこと好きだって分かるよ』
『ありがとう…嬉しい』