ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
「適当に作るから先生は寝ててください」
これ以上傷つくのが嫌で、無感情・無関心を決め込んだ。
素っ気ない態度でテーブルの上に買ってきた材料をテーブルの上に広げた。
まだ立ってる困った顔の先生がウザったい。
「先生…とにかく寝てて」
チラッと横目で見て言うあたし。
可愛くないのは自分が一番分かってるし、今更可愛い女の子を演じようなんて思ってない。
「ご心配なく。やるだけのことやったらサッサと帰りますんで。早く寝てください。先生がそこにいたらやりにくいよ」
半ば切れ気味に言うと分かったと苦笑い。
先生は、少しフラつく体で寝室らしき部屋の中に消えた。