ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~


「さとしくん…あたし…?」


ゆっくりとあたしから離れた聡くん。大丈夫だと言うと、あたしの頬にソッと触れた。


まるでガラス細工に触れるように、ソッと…。






「さとしくん…」



瞼を閉じると溢れ出た涙がシーツを濡らした。



「大丈夫。もう大丈夫だから」


「うん…うん…」




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