ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
どれぐらいの時間が過ぎていたのだろう?
気付いたら、あたしは聡くんの腕の中で眠っていたようで、目を開けると「おはよう」と少し眠たそうな顔をした彼の顔が目の前に見えた。
その顔の近さにハッとなり、突然恥ずかしくなりパッと聡くんから離れた。
「ご、ごめんね。あたし、いつのまにか寝ちゃってた…」
「いいって。気にするな」
そう言ってゆっくり立ち上がる聡くん。何か飲む?と聞かれなんでもいいと答えると、ちょっと待っててとキッチンに向かった。
その背中が、いつもより広くて。逞しくて。
あたしは、胸の中に芽生え始めた感情の意味に気付けないまま、ただ、高鳴る胸の鼓動を感じていた。
気付いたら、あたしは聡くんの腕の中で眠っていたようで、目を開けると「おはよう」と少し眠たそうな顔をした彼の顔が目の前に見えた。
その顔の近さにハッとなり、突然恥ずかしくなりパッと聡くんから離れた。
「ご、ごめんね。あたし、いつのまにか寝ちゃってた…」
「いいって。気にするな」
そう言ってゆっくり立ち上がる聡くん。何か飲む?と聞かれなんでもいいと答えると、ちょっと待っててとキッチンに向かった。
その背中が、いつもより広くて。逞しくて。
あたしは、胸の中に芽生え始めた感情の意味に気付けないまま、ただ、高鳴る胸の鼓動を感じていた。