ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
ふいに壁にかけてあった時計を見ると、何時の間にか21時を過ぎていた。
「うそっ⁈もうこんな時間⁈」
帰らなきゃとバッと立ち上がって思い出した。
そういえば、いまうちの両親旅行で家には誰もいないんだった。
お姉ちゃんも、きっといない…よね?
脳裏に信じれないと切ない瞳であたしを見つめたお姉ちゃんの顔が浮かんだ。
突然あたしが立ち上がったことに驚いた様子の聡くんは、何かを察したように
「大丈夫か?」とあたしの顔を覗き込むように見上げた。
「うん。大丈夫」
そういって座ったけど、内心はやはり落ち着かない。
「帰る?」帰るなら送るよとあたしを見つめる瞳は心配の眼差しで。
あたしも帰らなくちゃ行けないって分かってる。
このまま、聡くんの部屋にいるわけにはいかないよね。
けど、帰ると、もしかしたら、帰ってきてるかもしれないお姉ちゃんと会うかもしれない。
それは、今は、やっぱり、避けたい…。
「うそっ⁈もうこんな時間⁈」
帰らなきゃとバッと立ち上がって思い出した。
そういえば、いまうちの両親旅行で家には誰もいないんだった。
お姉ちゃんも、きっといない…よね?
脳裏に信じれないと切ない瞳であたしを見つめたお姉ちゃんの顔が浮かんだ。
突然あたしが立ち上がったことに驚いた様子の聡くんは、何かを察したように
「大丈夫か?」とあたしの顔を覗き込むように見上げた。
「うん。大丈夫」
そういって座ったけど、内心はやはり落ち着かない。
「帰る?」帰るなら送るよとあたしを見つめる瞳は心配の眼差しで。
あたしも帰らなくちゃ行けないって分かってる。
このまま、聡くんの部屋にいるわけにはいかないよね。
けど、帰ると、もしかしたら、帰ってきてるかもしれないお姉ちゃんと会うかもしれない。
それは、今は、やっぱり、避けたい…。