ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
「ただいまぁ…」
少しだけ遠慮気味に言ってみた。部屋の中からは何もお姉ちゃんの声が聞こえてこない。
もしかして、まだお姉ちゃん帰ってきてないのかな?
視線を玄関の壁掛け時計に移したら6時を過ぎた頃。
玄関には、お姉ちゃんのヒールが置いてある。
朝早いから、まだ寝ているのかもしれない。
それに、よく考えてみたら今日から休日で、しかも三連休。
連休の時は、最後までいられるようにお姉ちゃんは午後からの出勤にしている場合が多いから、今日もそうなのかもしれない。
どうしよう。とりあえず、お姉ちゃんを起こさないように自分の部屋に行こう。
そして着替えて朝食を作ろう。
一緒に食べてくれるか分からないけど、作りたい。そして、話したい。謝りたい。
そんなことを考えながら自分の部屋に向かう為に、隣にあるお姉ちゃんの部屋の前に来た時だった。
バタンと突然お姉ちゃんの部屋のドアが開いた。
瞬間、跳ね上がる鼓動。
ドアからお姉ちゃんが出てきて目があった時、あたしは泣きたくなって、ギュッと下唇を噛み締めた。
少しだけ遠慮気味に言ってみた。部屋の中からは何もお姉ちゃんの声が聞こえてこない。
もしかして、まだお姉ちゃん帰ってきてないのかな?
視線を玄関の壁掛け時計に移したら6時を過ぎた頃。
玄関には、お姉ちゃんのヒールが置いてある。
朝早いから、まだ寝ているのかもしれない。
それに、よく考えてみたら今日から休日で、しかも三連休。
連休の時は、最後までいられるようにお姉ちゃんは午後からの出勤にしている場合が多いから、今日もそうなのかもしれない。
どうしよう。とりあえず、お姉ちゃんを起こさないように自分の部屋に行こう。
そして着替えて朝食を作ろう。
一緒に食べてくれるか分からないけど、作りたい。そして、話したい。謝りたい。
そんなことを考えながら自分の部屋に向かう為に、隣にあるお姉ちゃんの部屋の前に来た時だった。
バタンと突然お姉ちゃんの部屋のドアが開いた。
瞬間、跳ね上がる鼓動。
ドアからお姉ちゃんが出てきて目があった時、あたしは泣きたくなって、ギュッと下唇を噛み締めた。