ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
「やぁ、おはよう」


お姉ちゃんよりも先に近づいてきて、声をかけてきたのはあの人。

いつもと変わらないあの人の様子に、思っていた通り、彼はあたしがキスしたことを知らないと確信した。


なら、なんでこんな早くにここに来たのだろう?


「おはようございます。先生。どうしたんです?こんなに朝早くに」


精一杯、平然を装って言った。
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