ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
二人で泣きはじめて気付いたら1時間以上過ぎていた。
涙って、こんなに出るんだと思うぐらい泣いた。
「あたし、きのうからずっと泣いてばっかだよ」
ティッシュで涙を拭きながら言うと、それだけ泣きたいのずっと我慢してたんだよと
同じようにティッシュで涙を拭きながら由季が言った。
その言葉に、そうかもしれないと呟いた。
おもえば、あたしはずっと泣きたかったんだ。
なのに、あたしが泣くのをガマンしてたから
遂には心の中のバケツが溢れてしまったんだね。
「なんか、これだけ泣いたらスッキリした」
「そう?よかった」
「うん」
2人肩をくっつけて、にっこり笑った。
ふと視線を向けた窓からは、木に止まっていた小鳥達が元気に翼を広げて空へと飛びだつのが見えた。
もう、あたしも、あの小鳥達みたいに新しい世界に飛び立たなくちゃいけないかもしれない。
一歩前に、進むために。
涙って、こんなに出るんだと思うぐらい泣いた。
「あたし、きのうからずっと泣いてばっかだよ」
ティッシュで涙を拭きながら言うと、それだけ泣きたいのずっと我慢してたんだよと
同じようにティッシュで涙を拭きながら由季が言った。
その言葉に、そうかもしれないと呟いた。
おもえば、あたしはずっと泣きたかったんだ。
なのに、あたしが泣くのをガマンしてたから
遂には心の中のバケツが溢れてしまったんだね。
「なんか、これだけ泣いたらスッキリした」
「そう?よかった」
「うん」
2人肩をくっつけて、にっこり笑った。
ふと視線を向けた窓からは、木に止まっていた小鳥達が元気に翼を広げて空へと飛びだつのが見えた。
もう、あたしも、あの小鳥達みたいに新しい世界に飛び立たなくちゃいけないかもしれない。
一歩前に、進むために。