ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
「それより」と由季があたしの顔を覗き込んできた。
なに?と聞くと「聡くんは、どうするの?」と意味ありげな笑顔。
「ど、どうするって…」
思わず後ろに後ずさり。
「本当は好きになったんじゃないの?聡くんのこと」
率直に聞かれて言葉に詰まる。
キス、嫌じゃなかったんでしょう?と聞かれてコクリと頷いた。
それって、好きになってるってことじゃないの?とあたしの肩を小突く。
「そう、なのかな…。そう、かもしれないんだよね」
「そうなんじゃないの?だから、先生がお姉さんと一緒に暮らすことになっても、そう平気でいられるんじゃない?」
お姉さんとのことが気になるってこともあると思うけど、普通はたとえそうだとしても
もっとショックを受けてるはずよと、由季は言葉を続けた。
「恵里佳が、聡くんに惹かれたから、好きになったから、先生のことに踏ん切りがついたんじゃない?」
由季の核心をついたその言葉は、あたしが今まで気づくのを避けていた新たな気持ちを心に突き付けた。
なに?と聞くと「聡くんは、どうするの?」と意味ありげな笑顔。
「ど、どうするって…」
思わず後ろに後ずさり。
「本当は好きになったんじゃないの?聡くんのこと」
率直に聞かれて言葉に詰まる。
キス、嫌じゃなかったんでしょう?と聞かれてコクリと頷いた。
それって、好きになってるってことじゃないの?とあたしの肩を小突く。
「そう、なのかな…。そう、かもしれないんだよね」
「そうなんじゃないの?だから、先生がお姉さんと一緒に暮らすことになっても、そう平気でいられるんじゃない?」
お姉さんとのことが気になるってこともあると思うけど、普通はたとえそうだとしても
もっとショックを受けてるはずよと、由季は言葉を続けた。
「恵里佳が、聡くんに惹かれたから、好きになったから、先生のことに踏ん切りがついたんじゃない?」
由季の核心をついたその言葉は、あたしが今まで気づくのを避けていた新たな気持ちを心に突き付けた。