ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
第4章
あたしの彼氏
連休明けの次の日。
由季と一緒に学校に行った。
いつもなら連休明けの翌日の学校は、ダルクて気分なんて最悪で、できるならずっと休んでいたい気分だったけど
「綺麗な空だねぇ」
普段は空みれば、ため息ばかりだったなのに、教室の窓から見えるどこまでも澄んだ青空に、そんな事を言ってる自分がいた。
ふと、隣の席の女の子が、なんか変わったね?と言ってきた。
「そうかな?」
「うん。なんか、可愛くなった」
彼氏でもできたの?とからかうように聞かれて違うよと笑いながら言った。
嘘だって言われたけど、ホントのことだから仕方が無い。
なら、なんで可愛くなったの?としつこく聞かれて
「うん…。好きな人が、できたからかな」
今までのあたしなら、絶対に言わなかった言葉。先生への恋はずっと他の人に知られないように隠してきた秘密の恋だったから。
「えぇ、誰?」
「ひみつ」
こんな会話のやり取りが、楽しいんだと初めて知ったよ。
由季と一緒に学校に行った。
いつもなら連休明けの翌日の学校は、ダルクて気分なんて最悪で、できるならずっと休んでいたい気分だったけど
「綺麗な空だねぇ」
普段は空みれば、ため息ばかりだったなのに、教室の窓から見えるどこまでも澄んだ青空に、そんな事を言ってる自分がいた。
ふと、隣の席の女の子が、なんか変わったね?と言ってきた。
「そうかな?」
「うん。なんか、可愛くなった」
彼氏でもできたの?とからかうように聞かれて違うよと笑いながら言った。
嘘だって言われたけど、ホントのことだから仕方が無い。
なら、なんで可愛くなったの?としつこく聞かれて
「うん…。好きな人が、できたからかな」
今までのあたしなら、絶対に言わなかった言葉。先生への恋はずっと他の人に知られないように隠してきた秘密の恋だったから。
「えぇ、誰?」
「ひみつ」
こんな会話のやり取りが、楽しいんだと初めて知ったよ。