ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
「ちょっ⁉騙したの?おまけに、キス…不意打ちだよぉ。信じらんない。すっごく、すっごくどうしようって散々悩んで言ったのに」


まぁ、結局いきおいに任せて言っちゃったけど。


それでも、凄く勇気出して言ったのに。


聡くん、何て言うかたくさん想像しながら言ったのに。

聞いてないって、しかも不意打ちのキスって。


むくれた顔で聡くんの顔をジーと見つめた。

「なんだよ?いやだったのか?キス…」

その言葉に首をブンブンと横に振った。

嫌なはずあるわけがない。


「嬉しいよ」


下を向いて、顔、真っ赤にして言った。

じゃあ、なんだよ?わかんねぇなと頭を掻きながら困った顔した聡くんの肩


両手で捕まって背伸びして、軽くチュと触れるだけのキスをした。


目をまん丸にして驚いた表情であたしを見る聡くんに


「あたしからしたかったの」


真っ赤な顔で言った。


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