ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
ポカンと口を開けてお母さんを見上げると、そのすぐ後ろに「なんだ?騒がしい」と旅行鞄を両手に持っているお父さんの姿。
再び「ウワッ」と叫んだ。
「何を驚いているんだ?」
怪訝な顔で聞くお父さんに、まだ帰って来ないんじゃなかったの?と聞くと帰る予定が早まったんだと靴を脱ぎながら言った。
そして、そそくさとリビングに向かうお父さんの姿をポカンと見送るあたしにお母さんがコソッと呟いた。
「恵里佳。あなた、さっき男の子と一緒だったでしょう?」
お父さん、あなたと男の子が一緒にいるの見て、面白くないだけよとあたしの肩を小突いた。
「えっ⁉見てたの⁉」
まさか、キスしてたところも見られたのかと焦ったけど、どうやらそれは見られてなかったようで一安心した。
「なんだか仲良さげだったけどぅ。もしかして、恵里佳の彼氏?」
ニコニコと興味津々な顔のお母さん。
彼氏なのと聞かれて途端に耳まで真っ赤になった。
そんなあたしの顔を見たお母さんは、今度連れて来なさいよとニコッと笑ってリビングに向った。
再び「ウワッ」と叫んだ。
「何を驚いているんだ?」
怪訝な顔で聞くお父さんに、まだ帰って来ないんじゃなかったの?と聞くと帰る予定が早まったんだと靴を脱ぎながら言った。
そして、そそくさとリビングに向かうお父さんの姿をポカンと見送るあたしにお母さんがコソッと呟いた。
「恵里佳。あなた、さっき男の子と一緒だったでしょう?」
お父さん、あなたと男の子が一緒にいるの見て、面白くないだけよとあたしの肩を小突いた。
「えっ⁉見てたの⁉」
まさか、キスしてたところも見られたのかと焦ったけど、どうやらそれは見られてなかったようで一安心した。
「なんだか仲良さげだったけどぅ。もしかして、恵里佳の彼氏?」
ニコニコと興味津々な顔のお母さん。
彼氏なのと聞かれて途端に耳まで真っ赤になった。
そんなあたしの顔を見たお母さんは、今度連れて来なさいよとニコッと笑ってリビングに向った。