ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
靴を脱いで、慌ててお母さんの後を追ってリビングに向う。
「お、お母さん。それより、どうして早く帰ってきたの?」
聡くんと一緒にいたところを見られた恥ずかしさを紛らわすように聞くと
旅行鞄からお土産よと、どこかの温泉饅頭の箱を取り出しながら、お姉ちゃんから早く帰ってきてと連絡があったと教えてくれた。
「なんか、急に愛理、祐介さんのところに行って一緒に住むっていうじゃない。まぁ、結婚する前に一緒に住みたいなって言ってたからいつかはそんな日が来るかなって思っていたけど、急だったから。お父さんもビックリしちゃってね」
何かあったの?と聞かれて何も言えなかった。あたしのせいなんて…言えなかった。
「お母さん、お姉ちゃんが、先生のところに行ったの反対だった?」
「うぅん。急だったから驚いたけど、祐介さん風邪で高熱が出て寝込んでたっていうでょう」
「う、うん…」
「愛理の心配で一緒にいたい気持ち分かるから、反対じゃないわ」
それに、結婚前の準備もあるし、早めに一緒に暮らすのもいいんじゃない。
お父さんも、最初は渋っていたけど、祐介さんのこと気に入ってるから許したみたいよと話すお母さんの言葉に救われた。
もし、今回のことで二人がお姉ちゃんの結婚に反対したら、あたし、お姉ちゃんにあわせる顔なかったから。
申し訳なさすぎて、なかったから。
「お、お母さん。それより、どうして早く帰ってきたの?」
聡くんと一緒にいたところを見られた恥ずかしさを紛らわすように聞くと
旅行鞄からお土産よと、どこかの温泉饅頭の箱を取り出しながら、お姉ちゃんから早く帰ってきてと連絡があったと教えてくれた。
「なんか、急に愛理、祐介さんのところに行って一緒に住むっていうじゃない。まぁ、結婚する前に一緒に住みたいなって言ってたからいつかはそんな日が来るかなって思っていたけど、急だったから。お父さんもビックリしちゃってね」
何かあったの?と聞かれて何も言えなかった。あたしのせいなんて…言えなかった。
「お母さん、お姉ちゃんが、先生のところに行ったの反対だった?」
「うぅん。急だったから驚いたけど、祐介さん風邪で高熱が出て寝込んでたっていうでょう」
「う、うん…」
「愛理の心配で一緒にいたい気持ち分かるから、反対じゃないわ」
それに、結婚前の準備もあるし、早めに一緒に暮らすのもいいんじゃない。
お父さんも、最初は渋っていたけど、祐介さんのこと気に入ってるから許したみたいよと話すお母さんの言葉に救われた。
もし、今回のことで二人がお姉ちゃんの結婚に反対したら、あたし、お姉ちゃんにあわせる顔なかったから。
申し訳なさすぎて、なかったから。