ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
意外だった。お姉ちゃんがそんなことを思っていたなんて全然知らなかっから。
「どうして?先生があたしのこと好きになるわけないじゃん。相手、お姉ちゃんなんだよ?そんなのあり得ないよ」
絶対にないと公言するよと話すあたしの言葉を聞いて、お姉ちゃんはアハハハと思いっきり笑った。
「なに、恵里佳。あなた、もしかして自分のこと可愛くないとでも思っているの?」
「そうだよ。思ってたよ。だって、お姉ちゃんと比べたらあたし…」
「バカね。お姉ちゃん、いつも言ってるでしょう?恵里佳は可愛いって。それに、守ってあげたくなるの」
「お姉ちゃん…」
「だから、不安だった。ゆうちゃんのこと、大好きだから、彼のこと、好きすぎて…失うのが怖かったんだ」
冷たくしてごめんねと話すお姉ちゃん。思えば、お姉ちゃんとこんな風に本音で話したことがなかった。
なんか、お姉ちゃんの本音が聞けて嬉しい。
あたしは、もう一度お姉ちゃんにごめんねと言ってケータイを切った。
ベットにゴロンと寝転がると、窓から一番星が見えた。
キッチンから聞こえてくる「ご飯よ」というお母さんの声に「はぁい」と返事をして、ベットから降りて部屋を出た。
香ってきたシチューのにおいに、心がホッコリとあったかくなった。
「どうして?先生があたしのこと好きになるわけないじゃん。相手、お姉ちゃんなんだよ?そんなのあり得ないよ」
絶対にないと公言するよと話すあたしの言葉を聞いて、お姉ちゃんはアハハハと思いっきり笑った。
「なに、恵里佳。あなた、もしかして自分のこと可愛くないとでも思っているの?」
「そうだよ。思ってたよ。だって、お姉ちゃんと比べたらあたし…」
「バカね。お姉ちゃん、いつも言ってるでしょう?恵里佳は可愛いって。それに、守ってあげたくなるの」
「お姉ちゃん…」
「だから、不安だった。ゆうちゃんのこと、大好きだから、彼のこと、好きすぎて…失うのが怖かったんだ」
冷たくしてごめんねと話すお姉ちゃん。思えば、お姉ちゃんとこんな風に本音で話したことがなかった。
なんか、お姉ちゃんの本音が聞けて嬉しい。
あたしは、もう一度お姉ちゃんにごめんねと言ってケータイを切った。
ベットにゴロンと寝転がると、窓から一番星が見えた。
キッチンから聞こえてくる「ご飯よ」というお母さんの声に「はぁい」と返事をして、ベットから降りて部屋を出た。
香ってきたシチューのにおいに、心がホッコリとあったかくなった。