ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
どうしよう。どうしよう。頭の中がパニックになっていた。
好きなのに、これ以上のことを考えちゃうと急に怖くなってきた。
こわくて、瞼をぎゅっと瞑った。体がブルブル震えて止まらないよ。
「恵里佳」
名前を呼ばれて瞼を開けると、あたしから少しだけ離れた場所に聡くんが座っていた。
「さとしくん?」
「怖いんだろう?無理、するなよ」
なっと、あたしのおデコをツンと指先で押した。
「あたし、ごめんなさい。急に…こわくなって…ごめんなさい」
「いいって。俺、待つし。気にすんな」
そう言って笑う聡くんに、抱きついた。
聡くんは、大丈夫だと言いながら何度もあたしの背中を優しく撫でた。
いつのまにか夕方になっていて、聡くんの背中越しに見えたオレンジ色の夕日が綺麗で心に染みたんだ。
好きなのに、これ以上のことを考えちゃうと急に怖くなってきた。
こわくて、瞼をぎゅっと瞑った。体がブルブル震えて止まらないよ。
「恵里佳」
名前を呼ばれて瞼を開けると、あたしから少しだけ離れた場所に聡くんが座っていた。
「さとしくん?」
「怖いんだろう?無理、するなよ」
なっと、あたしのおデコをツンと指先で押した。
「あたし、ごめんなさい。急に…こわくなって…ごめんなさい」
「いいって。俺、待つし。気にすんな」
そう言って笑う聡くんに、抱きついた。
聡くんは、大丈夫だと言いながら何度もあたしの背中を優しく撫でた。
いつのまにか夕方になっていて、聡くんの背中越しに見えたオレンジ色の夕日が綺麗で心に染みたんだ。