ストロベリーチーズケーキアイス・kiss~甘酸っぱい恋の味~
ゾクリとした。まるで、心まで凍ってしまいそうな冷たい瞳。


「どうして、そんな瞳してるの?」

聡くんの頬に触れた手が震えていた。

まるで、触れてしまえば、何か大切なものを壊されてしまいそうな、そんな恐怖さえ感じてしまった時だった。



いきなり聡くんが、あたしの肩を掴むとキスをした。



それは、普段の聡くんなら、絶対にしないようなキス。


荒く強引で苦しい。そんなキスに息ができない。


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