脱力っても恋愛。

千佳子さんが斜め右前の
俺からちょっと離れた席に座る。

鼻には白いヒゲは
ついていなかった。

さすがにみっともないから
とったのだろうか。

ちょっと楽しみにしてたのに。

授業開始のチャイムが鳴る。
それと同時に女子が騒ぎ出した。

「ちょっと千佳子
大丈夫?!」

鼻血大噴出。
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