甘えん坊彼女☆
side:直也
やっと悠太が夏目から離れた。
朝からラブラブだな・・・
俺には絶対無理だよ。
でも少しうらやましい・・・
朝自販機で買ったパックの野菜ジュースを飲みながら思う。
ズズーと音を立てながら飲んでいると悠太がふら〜といつものようにやってきた。
「直也〜?」
「ん?」
「美羽ちゃんとどこまで行ったの〜?もうキスしちゃった?」
「ブッ!!」
「汚いな〜、」
お前・・・いきなりすぎるだろ!
悠太はふわふわしてるくせにそういう事にかんしては積極的なやつだ。
「直也って意外と純粋?」
「お前が急に聞くからだろ!朝からなんだよ・・・」
「だってまだデートもしてないんだろ?手も繋いでないんだろ?心配になって・・・」