甘えん坊彼女☆
少し恥ずかしそうにしながら美羽が口を開いた。
「えっと・・・デート・・・」
「ん?」
「直也くんとデートしたいな〜。なんて・・・」
思ってること一緒じゃん。
「ダメ・・・?」
不安そうな顔をして俺を見つめてくる。
バカ、そんな顔すんなよ。
俺の心臓どんだけ暴れさせれば気が済むんだ!
まあ、美羽はそんな事意識してないと思うけど。
「しよう、デート。今週の日曜日」
「本当に?!やった!」