王様の、言うとおり
ま、これで煌の機嫌は直るだろう。
安心して帰宅した俺ですが。
次の日、学校へ行って。
煌が機嫌が戻ったらしく安堵している菜月ちゃんとは反対に。
少し苛ついた様子で真顔で。
「俺やっぱりあいつ苦手。」
と煌の真顔で二度目の森田の嫌い告白を聞いた俺は、何があったのかと思わず笑ってしまった。
【じゅうに。皇子と幼なじみ】
何だかんだいって
優しいじゃん?皇子。
ただ、菜月ちゃんを
不憫に思う事は多々あるけど。
それを見物するのが
かなり、楽しい。