レーザービーム【ほのB】
「そんなに、気持ちよかったか?」

真鶴さんの指が唇をなぞる。

「……ッ!」

躰は反応する。

でも頭は働かない。

「別に、今以上のことをしたっていいんだぞ?

雫が望むって言うならな」

「誰が…」

首を横に振って、拒否する。

「さすがに体力が保たないか。

今ではあはあ言ってるくらいだからな。

それ以上は、なしか」

フッと笑って、真鶴さんが離れる。

ああ、やっと解放された。

と思ったら、フラッと傾く躰。
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