レーザービーム【ほのB】
当たり前だよね。

1人暮らししてるんだし。

料理くらいうまくなるよね。

「何だ、俺が料理上手だと不満があるのか?」

少し怒ったように言った真鶴さんに、
「何もありません」

僕は首を横に振った。

「まあ、雫の手料理も食べてみたいと思うけど」

得意そうに言ってウインクした真鶴さん。

「ええっ?」

りょ、料理!?

できないって訳じゃないけど、自信がない。

けど作れるレパートリーは少ない…。

「無理か?」

真鶴さんが聞いてくる。
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